50音をアルファベット順に並べる

間隔が空いていきなりこんなネタで申し訳ない。思いついたので書いてみる。アルファベット表記の日本語辞典はおそらくこういう並び順になっていると思われる。

 

まず、母音順は「あ」「え」「い」「お」「う」の順になる。

子音はいわゆる訓令式(ヘボン式じゃない方)にすれば例外は少なくなる。50音と書いたが、濁音・半濁音と清音は並び順が違うので分けている。ヘボン式でもいろいろなバリエーションがあるが、パスポートで使われる表記を採用している。

 

ばべびぼぶ

だでど

がげぎごぐ

はへひほ

[じぢ]

かけきこく

まめみもむ

なねにのぬ

ぱぺぴぽぷ

られりろる

させしそす

たてとつ

わ(を)

やよゆ

ざぜぞ[ずづ]

 

「じ・ぢ」はどちらも「JI」と表記するらしいので、同訓異字とでも言おうか、並び順は好きにに決めるしか無い。、「ず・づ」も同様に「ZU」となり、これが最後尾となる。50音で最後の「ん」が、この並びだとド真ん中に入るのは面白い。「SHI」や「TSU」は、「SI」「TU」と実は並びが変わらない。「を」はパスポート上は「O」と表記するらしいので、その場合は「お」と同じ並びになる。

 

ちなみに、都道府県名を50音順に並べると一番最初が愛知、次に青森、秋田、石川の順になるのだが、ローマ字並びでも一番手は変わらず、愛知、秋田、青森、そして千葉の順になる。50音順で最後の県は和歌山で、続いて山梨、山口、山形の順になるが、ローマ字並びでは山梨が最後になり、山口、山形と続いて次が和歌山となる。

ついでだが、「いろはにほへと、、」の順で都道府県を辞書配列(濁音は清音に続く)すると、最初は茨城、そして岩手、石川と続く。いろは歌の末尾は京都、と言いたいところだが、後ろからの並び順で行くと、兵庫、広島、そして愛媛となる。